バスク地方の歴史ー先史時代から現代までー

2018年2月
マヌエル・モンテロ(著) 、萩尾生(訳)
明石書店

内容の紹介

独自の言語と文化を有する欧州の異郷バスク地方の歴史を、スペイン領を中心に古代から現代までたどる通史。一度も領域国家をもつことのなかったバスク人の歴史を平易な記述と豊富な図版とともに解き明かす。スペインで最も版を重ねた入門書の決定版。

訳者のコメント

萩尾生(世界言語社会教育センター)
「バスク地方」の歴史叙述をめぐっては、「バスク地方」という空間領域の設定や、叙述に用いる言語の選択など、政治性がつねに付随します。本書の著者は、現代史、わけてもスペイン領バスク地方の近現代史を専門とする、バスク大学教授です。フランコ体制下の1955年に現バスク自治州の小漁村に生まれた著者は、バスク・ナショナリズムとは距離を置いた立場から、バスク語ではなくスペイン語を駆使して、スペイン領のバスク地方(ナバーラ地方を含む)の通史を、先史時代から現在まで活き活きと描写しています。


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