中国北方危機言語のドキュメンテーション: ヘジェン語/シベ語/ソロン語/ダグール語/シネヘン・ブリヤート語

2018年4月
李林静・山越康裕・児倉徳和(共編)(他に執筆者として風間伸次郎・山田洋平)
三元社

内容の紹介

本書は、中国北方(東北部&西北部)で使用されるツングース語族(ヘジェン語、ソロン語、シベ語)・モンゴル語族(ダグール語、シネヘン・ブリヤート語)のいくつかの言語のテキスト(言語資料)を原文・グロス・日本語訳で提示したものです。これによりその民話や語りから話者の世界観を知ることができるだけでなく、同時に言語構造も把握できるようになっています。

著者のコメント

少数言語を研究対象とする言語研究者が取り組んでいる研究に「言語の包括的記録(言語ドキュメンテーション)」があります。当該言語の音声を(とくに近年では映像とともに)記録し、情報を付与して加工・公開し、恒久的に保存しようという研究手法です。こうして蓄積される言語資料を文字化したものの一つがテキスト(言語資料)です。無文字言語で、なおかつ音韻・文法構造が解明されているとはいいがたい言語のテキストを成形するためには、当該言語の体系を把握したうえで、論理的に分析する必要があります。この分析から、言語研究者自身の文法観をうかがい知ることができるといってもよいでしょう。
※本書に収録したテキストの一部の音声を、スマホアプリLingDyTalkを通じて聴くことができます。LingDyTalkはアジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」(LingDy3プロジェクト)が開発した、数字認識機能を応用した音声再生アプリです。少数言語の貴重な音源をスマホを通じて気軽に楽しむことができるツールです。
詳細はプロジェクトサイト中の下記リンク先をご覧ください:
https://lingdy.aa-ken.jp/publications/tools-and-archives/3980


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