島の「重さ」をめぐって―キューバの文学を読む

2018年6月
久野量一
松籟社

内容の紹介

キューバの芸術においては、二つの潮流、二つの詩学がある。

――キューバは世界史上の磁場であり、特別な存在である、ゆえにこの島は「重い」。 ――キューバは曖昧で不明瞭な存在だ、言わばこの島には「重さがない」。

自らのアイデンティティを自明視する「肯定の詩学」と、それを疑う「否定の詩学」。
相反する二つの詩学を両輪に走り続けてきたキューバの文学を、複眼的な視線で追う。


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