ラテンアメリカ 地球規模課題の実践

2021年2月8日
畑恵子、浦部浩之(編著)舛方周一郎(分担執筆)
新評論

内容の紹介

ラテンアメリカといえば、政情不安、経済的混乱、暴力・無秩序といったネガティブな側面が想起される。実際にこの地域の諸国が対応を迫られている問題は多岐にわたり、深刻さを増しているものも多い。
しかし、同地域が和平、民主主義、貧困削減、人権保護、多様性の尊重、環境保全など、今日「地球規模の課題」と称される諸問題に真摯に向き合い、ときに先駆的な挑戦を試みていることはあまり知られていない。
その果敢な取り組みとダイナミズムを知ることは、日本に暮らす私たちが示唆的な何かに気づき、自らのあり方を振り返るきっかけになるのではないか。本書はこのような問題意識にもとづいている。

執筆者のコメント

舛方周一郎(世界言語社会教育センター/講師)
ラテンアメリカから世界が学ぶ―本書が読者に伝えたい思いは、この本の帯に込められています。本書の中で、特に私は「持続可能な開発に向けたラテンアメリカの取り組み」を紹介しています。
コロナ禍の真っただ中、ラテンアメリカは心理的にますます遠く感じられるかもしれません。しかし日本に住む私たちにとって、ラテンアメリカは、危険で、可哀そうで、助けるべき対象ではなく、互いの悩みと問題を分かち合い、国際社会をともに歩んでいく大切な仲間です。本書を読み終えた時、そんな筆者の思いも感じ取っていただけたら幸甚です。


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