【報告】ザンビア大学で派遣学生2名が交換留学プログラムを開始しました
ザンビア大学で、国際社会学部3年アメリカ地域の福田さんと国際社会学部4年中国語専攻の巻山さんが2024年7月から交換留学プログラムを開始しました。福田さんはDepartment of Humanities and Social Sciencesで、巻山さんはDepartment of Government and Management Studiesで約5ヶ月間勉強します。
福田さんからのメッセージ
こんにちは!東京外国語大学国際社会学部北アメリカ地域3年生の福田卓矢です。私は現在、ザンビアの首都ルサカにあるザンビア大学のSchool of Humanities and Social Scienceというところで社会学について学んでいます。留学期間は1学期分の約5ヶ月間です。私がザンビアを留学先として希望した理由として、アフリカ内で比較的安全な国であることや話されている言語が英語であること、サッカーが盛んであることがあげられます。私にとっては初めての海外生活のため、まずは生活に慣れることで精一杯ですが、ザンビアの人々と交流をする中で、文化や伝統を学びつつ、たくさんの経験を積みたいと思います。私はサッカーを幼少期から続けているため、サッカーを通じたザンビアの方々との交流も楽しみです。この留学が自分にとっての大きな糧となるように、全力で楽しみたいと思います。最後に、この留学を行うために尽力してくださった全ての方に御礼申し上げます。ありがとうございます。ザンビアでの生活を楽しんできます!
巻山さんからのメッセージ
こんにちは、国際社会学部東アジア地域中国語専攻4年の巻山梢です。
ザンビアの首都ルサカにあるザンビア大学人文学部の中のDepartment of Government and Management Studiesで、7月中旬から11月下旬の1学期間学ぶ予定です。授業がまだ始まったばかりのため履修する授業や時間割等が変動する可能性はありますが、アフリカの政治や戦争経済学と平和構築、政治における民族と人種の問題等を学ぶ予定です。
ザンビアに来て3週間ほどが経ちますが、健康に問題もなく、日本の調味料や食器、電化製品など歴代の日本人留学生が残していってくれたものをありがたく使わせていただいています。またJICA海外協力隊や在外公館派遣員、NPOなどザンビアにいらっしゃる日本人の方々とも知り合うことができ、毎週土曜日のサッカーに参加したり貴重なお話を聞かせていただいたりなど、楽しく暮らしています。
ただ、前回の雨季に例年の5分の1ほどしか雨が降らなかったため水力発電に頼るこの国では電力供給が落ち込んでいて、以前なら停電になっても1~2時間で回復していたそうなのが、今では12~14時間ほど停電になることがしょっちゅうで、それには悩まされています。しかし、夜は非常用ライトやアロマキャンドルでしのいだり、停電を免れている大学のキャンパス内で過ごすなど、自分なりに工夫して過ごしています。
最後になりましたが、展開力アフリカの事務局や留学支援共同利用センターのみなさまをはじめとした、今回の留学をサポートしてくださっているすべての方々に感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。