著者紹介
金孝淳(キム・ヒョスン)
1974年ソウル大政治学科卒。東洋通信、京郷新聞を経て『ハンギョレ新聞』創刊に参加し、東京特派員・編集局長・編集人(主筆)を務めた。2007年から現場に戻って「大記者」の肩書きで活動し2012年に退社した。「フォーラム真実と正義」共同代表を務め、韓日関係、東アジアの平和・和解・市民運動などをテーマに執筆し、歴史から葬られた人々に対して関心がある。
訳者紹介
渡辺直紀(わたなべ・なおき)
武蔵大学教授。専攻は韓国・朝鮮文学。1965年東京生まれ。慶応大政治学科卒。出版社勤務などを経て渡韓。韓国・東国大学校大学院国語国文学科博士課程修了(文学博士)。高麗大招聘専任講師を経て2005年より現職。東京外国語大学非常勤講師。カリフォルニア大サンディエゴ校客員研究員(2011年度)、高麗大招聘教授(2018年度)など歴任。
メディア・書評・紹介記事・受賞など
【受賞】
・『朝鮮人シベリア抑留』が「シベリア抑留記録・文化賞」を受賞しました。
【メディア掲載】
・『週刊読書人』2023年5月12日:歴史研究における死角地帯——シベリア抑留から植民地支配と冷戦の歴史をつなぐ 高榮蘭
・『図書新聞』2023年7月15日:朝鮮人の抑留史に切り込んだ貴重な記録――およそ80年前の戦争の残滓を私たちにまざまざと見せつける 小林昭菜
・『ハンギョレ』2023年11月15日:キム・ヒョスン元ハンギョレ編集人「シベリア抑留記録・文化賞」受賞
・『毎日新聞』2024年1月7日:シベリア抑留記録・文化賞 贈呈式 金孝淳さん、井手裕彦さんに
・『シベリア抑留者支援・記録センター通信』2024年1月20日:〔第9回「シベリア抑留記録・文化賞」贈呈式の報告記事〕
・『植民地文化研究』第22号 2024年2月:『朝鮮人シベリア抑留』を訳して 渡辺直紀
【イベント】
・東京外国語大学海外事情研究所 2023年7月29日
『WINC Book Review Workshop 朝鮮人シベリア抑留:彼らは「戦後」をどう生きたか』
提題者:有光健、小林昭菜 コメンテーター:内海愛子、藤井豪 レスポンス:金孝淳
東京外国語大学海外事情研究所、WINC(Workshop in Critical Theories)、東京外国語大学出版会、科研費基盤研究(B)「冷戦文化形成期(1945-1970)韓国文学・文化史の再認識」共催
・立命館大学(衣笠キャンパス)平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム 2023年7月30日
『Book Review Workshop 朝鮮人シベリア抑留:生きて帰った元・兵士たちのもうひとつの《戦後》』
提題者:原田敬一、渡辺直紀 レスポンス:金孝淳
科研費基盤研究(B)「冷戦文化形成期(1945-1970)韓国文学・文化史の再認識」主催
・衆議院第二議員会館第1面談室 2023年11月28日
2023年度第9回「シベリア抑留記録・文化賞」贈呈式
渡辺直紀
シベリア抑留者支援・記録センター主催
・オンライン 2024年3月7日
「戦後80年」に向けてシベリア抑留問題の課題を考える 第1回 「朝鮮人シベリア抑留を考える~金孝淳著『朝鮮人シベリア抑留――私は日本軍・人民軍・国軍だった』を訳して」
渡辺直紀
一般社団法人新時代アジアピースアカデミー(NPA)主催