『ウクライナの装飾文様』

ミコラ・サモーキシュ（1860－1944）
ロシア帝国治下のウクライナに生まれ、革命をまたいで活躍した画家。「ロマノフ朝の御用画家」と「ウクライナの風俗を描いた画家」というふたつの顔を持つ。日露戦争や赤軍を描いた戦争画でも知られる。

巽 由樹子（たつみ　ゆきこ）
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門は歴史学。主著に『ツァーリと大衆―近代ロシアの読書の社会史』（東京大学出版会、2019）、共訳にO・ファイジズ『ナターシャの踊り――ロシア文化史』（白水社、2021）、L・マクレイノルズ『〈遊ぶ〉ロシア―帝政末期の余暇と商業文化』（法政大学出版局、2014）がある。

【書評】

・『読売新聞』2024年1月5日：美術作品通し歴史再考　ウクライナとロシア〔東京外国語大学読売講座〕
・『読売新聞』2024年1月7日：ウクライナ史　再考促す　刺繡文様手掛かりに〔東京外国語大学読売講座〕
・『読売新聞』2024年1月17日：刺繡文様　国境を越えて　戦時の今「民族の誇り」〔東京外国語大学読売講座　詳報〕
・『西日本新聞』2024年2月24日：〔ビジュアル本〕

【イベント】

・東京外国語大学アゴラ・グローバル　2024年1月6日
連続市民講座「世界を学ぶ、世界を生きる」第9回「ウクライナの装飾文様――美術とナショナリズムの関係の今昔」
巽由樹子
東京外国語大学、読売新聞立川支局主催

・東京外国語大学附属図書館　2024年1月16日～2月22日
刺繡文様スケッチ展示
東京外国語大学附属図書館、東京外国語大学出版会主催

・東京外国語大学附属図書館　2024年1月25日
巽由樹子先生ブックトーク
東京外国語大学附属図書館、東京外国語大学出版会主催