東京外国語大学の地元、東京都府中市にある「マルジナリア書店」で、『ウクライナの装飾文様』の原書展が開催されます。
『ウクライナの装飾文様』の原書は、画家ミコラ・サモーキシュが、故郷ウクライナの刺繍のスケッチ40点を1冊のアルバムにして、1902年に刊行されました。それぞれの絵がカードになっており、一枚一枚飾ることもできるように作られています。
本展では、原書の一部をご紹介します。サモーキシュが描いた多彩な花文様が、色とりどりのインクを用いて複製されています。そのなかには、日本語版では再現を断念せざるを得なかった、金や銀のインクもふんだんに使用されています。文様の造形とともに、20世紀初頭の印刷技術をご覧ください。
『ウクライナの装飾文様』原書展
日時:2024年3月1日(金)~3月16日(土)
11時30分~20時(水曜15時から)、5日(火)・13日(水)休み
場所:マルジナリア書店
府中市片町2-21-9ハートワンプラザ3階A-2
分倍河原駅(京王線・JR南武線)下車、改札の目の前のビル