東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
「FIELD PLUS」は、様々な研究分野の境界を超えて、世界のあらゆる地域の情勢や情景について、
最前線のフィールド研究者たちの調査や経験を交えながら紹介する雑誌。最新の第14号は巻頭特集
「ともに生きる――霊長類学と人類学からのアプローチ」(責任編集・河合香吏)のほか、
好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
ともに生きる
――霊長類学と人類学からのアプローチ
責任編集:河合香吏
離れ合いつつ、ともに生きるチンパンジー 伊藤詞子
アフリカの森でともに生きる
チンパンジー、ゴリラ、そしてヒト 竹ノ下祐二
森に生きる技術
――人とつながる・自然とつながる 寺嶋秀明
動物を通して家族をつくる
――カナダ・イヌイトの生業システムにみる
世界生成の秘密 大村敬一
フィールドワークって何? 「のこす」
極北のトナカイ遊牧民のことばを追って 呉人徳司
狩猟活動から遺されるもの 野林厚志
残すことから生まれることを残す
――博物館というフィールド 山崎幸治
フィールドノート
西アフリカ・サヘルにおける都市ごみと家畜を
使った砂漠化問題の解決 大山修一
台湾の日本語キリスト教徒
――何故、旧宗主国の言葉で礼拝するのか?
藤野陽平
特別企画
古チベット語史料を読む
――古代の失われた記憶を求めて 岩尾一史
フロンティア
南極の湖に広がる神秘の生態系をさぐる 田邊優貴子
Field+BEADS
「コントラスト」を演出する
――ケニアの牧畜民サンブルの美意識とビーズ装飾
中村香子
フィールドワーカーのおみやげ 小野智香子
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-48-2 C0039
【刊行】
2015年7月10日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)