現在、認知言語学は多用な分野への応用がなされています。
なかでも情報科学の分野においては少し専門的すぎると理解が難しいことも。
昨今ではAIや人工知能ロボットの開発で認知言語学が応用されており、デジタル分野で活躍する社会人の読者様にも興味深い研究分野ではないでしょうか。
本書では応用認知言語学のメタファー理論に基づいて、コンピューターの「分からなさ」を、私たちがどのようにして「分かろう」としてきたかを、学術的な背景を押さえながらも、わかりやすく論じています。
デジタル産業に従事する中で認知言語学やメタファー理論を学ぼうとする読者様にとっては、入門書的な1冊となるかもしれません。
第1章 デジタル・メタファーの扉
第2章 コンピューターは人だった?
第3章 電算機からパソコンへ
第4章 高層ビルディング、スポーツカー、武器
第5章 インターフェースの冒険
第6章 情報の網
第7章 病原菌と治療
第8章 コンピューターとことばの未来