はじめに
・序章
・人はみなフィールドワーカーである
―人文学のフィールドワークのすすめ
(西井凉子)
【第1部】フィールドに入る
・第1章
負ける体験としてのフィールドワーク(中山俊秀)
・フィールドの風(1)
物語を追いかける旅(星泉)
・第2章
偶然を飼いならす
―ヨルダンでのはじめてのフィールド
ワーク―(錦田愛子)
・フィールドの風(2)
いのちのフィールドワーク(真島一郎)
・第3章
関係を調べることの迷宮
―教えられなかったフィールドワークの中
から―(深澤秀夫)
【第2部】フィールドワークを支えるもの
・第4章
旅するフィールドワーク
―真珠をめぐる複数のフィールドの調査から
見えてくるもの―(麻呂郁哉)
・フィールドの風(3)
偽バナナの誘惑
―歴史学研究でフィールドワークの意義を
実感する―(石川博樹)
・第5章
文字からことばへ―
一七世紀のフィールド言語調査を読み解く―
(町田和彦)
・フィールドの風(4)
天女の末裔から聞いた物語に頼って文法を書く
(塩原朝子)
・第6章
ウシを数えてひとを知る―生態人類学の方法―
(河合香吏)
【第3部】過去をフィールドワークする
・第7章
ペルシア語文書の世界(近藤信彰)
・フィールドの風(5)
丁稚奉公の勧め(クリスチャン・ダニエルス)
・第8章
セネガルにおけるアラビア語資料調査(苅谷康太)
・第9章
死言語のフィールドワーク
―話者の絶えた言語を調査する―(荒川慎太郎)
・フィールドの風(6)
インドで多様な歴史認識に触れる(太田信宏)
・第10章
「体験」の語りを伝えていくこと
―約七〇年の時を越えた「再会」を通して考える―
(三尾裕子)
ブックガイド
あとがき
執筆者一覧
目次
人類学
『人はみなフィールドワーカーである ――人文学のフィールドワークのすすめ 』
『人はみなフィールドワーカーである ――人文学のフィールドワークのすすめ 』
西井凉子 編
【ジャンル】
フィールド研究・教材
【版・貢】
A5判 並製 296頁
【ISBN】
978-4-904575-38-3 C0036
【出版年月】
2014年6月30日発売
【付 属】
-
本体価格
2300円(税抜)