著者紹介
ラット(Lat)
1951年、マラヤ連邦(現マレーシア)のペラ州コタ・バル生まれ。本名モハマド・ノール・カリド。幼少期よりマンガに親しみ、10代前半からマンガ家としての活動を開始。74年から『ニュー・ストレイツ・タイムズ』紙で連載を始め、マレーシアの文化、社会、政治を独特のユーモラスなタッチで描いて大好評を博す。79年には代表作『カンポンボーイ』、81年には続編となる『タウンボーイ』を発表。84年にフリーのマンガ家となった後も数々の名作を生み出し、精力的な活動を続けている。マレーシアならびにアジアの代表的なマンガ家。
監訳者紹介
左右田直規(そうだなおき)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。東南アジア近現代史、マレーシア政治社会史専攻。
訳者紹介
稗田奈津江(ひえだなつえ)
マレーシア国民大学社会人文学部日本語教員。日本語教育学、社会言語学専攻。
メディア・書評・紹介記事など
・『WAU(ワウ)』2016年3月号 紹介:カンポンボーイにみるマレーシア文化 上原亜季
・『マンバ通信』2024年3月1日:〔海外マンガクラシックス—―教養として読んでおきたい世界のマンガ〕第23回 1950年代のマレーシアの片田舎の生活を描く自伝的グラフィックノベル——ラット『カンポンボーイ』 原正人
・『アジアへのとびら』2025年度版:〔アジア入門書紹介・マレーシア編〕②カンポンボーイ 左右田直規