ラット(Lat)
1951年、マラヤ連邦(現マレーシア)のペラ州コタ・バル生まれ。本名モハマド・ノール・カリド。幼少期よりマンガに親しみ、10代前半からマンガ家としての活動を開始。74年から『ニュー・ストレイツ・タイムズ』紙で連載を始め、マレーシアの文化、社会、政治を独特のユーモラスなタッチで描いて大好評を博す。79年には代表作『カンポンボーイ』、81年には続編となる『タウンボーイ』を発表。84年にフリーのマンガ家となった後も数々の名作を生み出し、精力的な活動を続けている。マレーシアならびにアジアの代表的なマンガ家。