Pieria(ピエリア)とは、ギリシア神話の舞台オリュンポス山北麓の地名で、 人間の芸術・知的活動を司る女神ムーサ(ミューズ)たちの生誕の地とされています。
混迷の度を深める世界にあって、たしかな知識と柔軟な思考、 そして豊かな精神を育んでゆきたいという思いを込めて名付けました。
Pieria Booksは、東京外国語大学出版会の叢書として、国際性・学際性に富んだ多彩なテーマを広く社会に発信し、来るべき時代を照らす松明となることをめざしてまいります。
第1章 個人史と時代史の交点としての演劇遍歴
第2章 演劇と〈教育劇〉の可能性
第3章 日本のブレヒト受容とアングラ演劇
第4章 トランジット・ベルリン
第5章 ベンヤミンとブレヒトをめぐる亡命
/越境のトランジット
第6章 日本からのエクソフォニー
第7章 ハイナー・ミュラー『指令』の時空
第8章 演劇アヴァンギャルド
第9章 ピナ・バウシュのまなざし
第10章 福島オデュッセイ
第11章 演劇の明日のために
第12章 未来への挑戦