床呂郁哉
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退、博士(学術)。人類学、東南アジア地域研究。
人類学、地域研究、言語学、歴史学、霊長類学、民俗学など、異なる分野でフィールドサイエンスに
関わる第一線の研究者たちが、第1部「同時代に生きる」、第2部「フィールドにおける共感・感覚・情動」、
第3部「つきあい続けること」の3部構成で、 フィールドワークの根源的な問いについて語る、珠玉の論集。
フィールドワークを通じて、人は「世界」との関係を再構築する。それは、自分自身を変えることと、表裏の関係にある――。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所創立50周年記念出版。
序 章 研究者はなぜフィールドワークへ行くのか?
床呂 郁哉
第1部 同時代に生きる
第1章 やるせない紛争調査 湖中 真哉
第2章 フィールド言語研究者はなぜフィールドに行くか
渡辺 己
第3章 国境地帯をウォッチする 栗原 浩英
第4章 人類学者はなぜ遊んでいるようにみえてしまうのか
飯田 卓
第2部 フィールドにおける共感・感覚・情動
第5章 フィールドでの芸能修行 吉田 ゆか子
第6章 霊長類を観察する 黒田 末寿
第7章 落語のようで、民族誌のようで 川田 牧人
第8章 フィールドワークの感応と異化作用
菅原 和孝
第3部 つきあい続けること
第9章 フィールドワークから現実ができる 菅 豊
第10章 彼我の狭間というフィールド 佐久間 寛
第11章 ある女性の生によりそって 西井 凉子
第12章 果てしなき問いの連鎖を追いかけて
大村 敬一
終 章 〈通過儀礼〉から〈終わりなき旅〉へ
床呂 郁哉
床呂郁哉
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退、博士(学術)。人類学、東南アジア地域研究。
【ジャンル】
フィールド研究
【版・貢】
A5判・並製・304頁
【ISBN】
978-4-904575-44-4 C0036
【出版年月】
2015年3月31日発売
【付 属】
-
本体価格
2300円(税抜)