沼野恭子(ぬまの・きょうこ)
東京外国語大学教授。専門はロシア文学、食文化、比較文学。著書に『夢のありか――「未来の後」のロシア文学』(作品社)、『ロシア文学の食卓』(NHK出版)。共著に『世界の食文化 ロシア』(農文協)、『大学のロシア語Ⅰ』(東京外国語大学出版会)。ウリツカヤ、ペトルシェフスカヤ、アクーニン、トルスタヤ、クルコフなどの小説の翻訳がある。
東京外国語大学の世界各地・各ジャンルの研究者たちが
腕によりをかけて贈る30の「食」文化エッセイ
「ものを食べる」ということは、万人に共通した行為です。でも、食の風景は千差万別。
「みんな同じで、それぞれ違う」――食文化は二律背反的なのです。
レヴィ=ストロースの有名な「料理の三角形」が「みんな同じ」を構造的に捉えようとし
たものだとすれば、本書は逆に「それぞれ違う」のほうに重きを置き、互いの異質性を
具体的にきわだたせようとしたものです。東京外国語大学の研究者たちによる、
「食」というプリズムを介したユニークな地域研究。世界の「食」文化エッセイと、料理レシピを多数収載。
沼野恭子(ぬまの・きょうこ)
東京外国語大学教授。専門はロシア文学、食文化、比較文学。著書に『夢のありか――「未来の後」のロシア文学』(作品社)、『ロシア文学の食卓』(NHK出版)。共著に『世界の食文化 ロシア』(農文協)、『大学のロシア語Ⅰ』(東京外国語大学出版会)。ウリツカヤ、ペトルシェフスカヤ、アクーニン、トルスタヤ、クルコフなどの小説の翻訳がある。
『讀賣新聞』 2015年11月15日 :読書情報
『料理通信』 2015年12月1日 :東京外国語大学の研究者が綴る世界の「食」文化エッセイ集
『あまから手帖』 2016年1月1日 :NEW BOOK
『京都新聞』 2016年1月24日 :専門家集団による世界の「食」
『専門料理』 2016年2月1日 :東京外国語大学教員による、世界30以上の国と地域の食文化研究
『サンデー毎日』 2016年2月7日 :異文化研究者三十人が語る食の多様性 平松洋子
『Vesta』 2016年4月10日 :文献紹介 岩田三代
『食育フォーラム』 2016年5月1日 :人はその食べるところのもの
『メトロミニッツ』 2016年12月20日 :TASTING BOOLS FOR EATING 畑中三応子
『Metis』 2017年4月1日 :世界の多彩な食を実感しよう
『週刊トラベルジャーナル』 :2019年6月3日 各国専門家ならではの食文化案内 山田静
【ジャンル】
食文化・料理・地域研究
【版・貢】
A5判・並製・224頁
【ISBN】
978-4-904575-49-9 C0095
【出版年月】
2015年10月30日発売
【付 属】
-
本体価格
1800円(税抜)