粟屋利江(あわや としえ)
東京大学教養学科卒業、同大学院人文科学研究科在学中に、インド、デリー大学に留学。東京大学文学部助手を経て、現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専門は南インドのケーララを中心とする近現代史およびジェンダー史。主要著書に『現代インド5 周縁からの声』(共編著、東京大学出版会、2015)、『ジェンダー史叢書7 人の移動と文化の交差』(共編著、明石書店、2011)、『イギリス支配とインド社会』(山川出版社、1998)など。
井上 貴子(いのうえ たかこ)
東京芸術大学音楽学部楽理科卒業後、インド、デリー大学音楽芸術学部に4年間留学、南インドの古典声楽を専攻、修士課程を修了して帰国。2005年、東京大学大学院総合文化研究科より博士(学術)取得。現在、大東文化大学国際関係学部教授。専門は南インドの芸能文化史。研究の傍ら演奏活動も行う。主要著書に『近代インドにおける音楽学と芸能の変容』(青弓社、2006)、『ビートルズと旅するインド、芸能と神秘の世界』(柘植書房新社、2007)など。