谷川道子(たにがわ・みちこ)
東京外国語大学名誉教授。TMP/多和田・ミュラー・プロジェクト代表。専門はドイツ現代演劇。著書に『聖 母と娼婦を超えて――ブレヒトと女たちの共生』(花伝社、一九八八年)、『境界の「言語」――地球化/地域 化のダイナミクス』(荒このみとの共編、新曜社、二〇〇〇年)、『ハイナー・ミュラー・マシーン』(未來 社、二〇〇〇年)、『ドイツ現代演劇の構図』(論創社、二〇〇五年)、『演劇の未来形』(東京外国語大学出版会、 二〇一四年)など。翻訳にハイナー・ミュラー『ドイツ現代戯曲選17 指令』(論創社、二〇〇六年)、ベルト ルト・ブレヒト『ガリレオの生涯』『三文オペラ』(光文社古典新訳文庫、二〇一〇、一四年)など。共訳に『ハ イナー・ミュラー・テクスト集 Ⅰ−Ⅲ』(未來社、一九九二–九四年)、ハイナー・ミュラー『闘いなき戦い ――ドイツにおける二つの独裁下での早すぎる自伝』(未來社、一九九三年)などがある。
山口裕之(やまぐち・ひろゆき)
東京外国語大学教授。専門はドイツ文学・思想、表象文化論、メディア理論、翻訳理論。著書に『ベンヤミンの アレゴリー的思考』(人文書院、二〇〇三年)、『映画を見る歴史の天使――あるいはベンヤミンのメディアと神学』 (岩波書店、二〇二〇年)、翻訳に『ベンヤミン・アンソロジー』(河出文庫、二〇一一年)、イルマ・ラクーザ『ラ ングザマー――世界文学でたどる旅』(共和国、二〇一六年)などがある。
小松原由理(こまつばら・ゆり)
上智大学准教授。専門はドイツ語圏アヴァンギャルド芸術・文学。著書に『イメージの哲学者ラウール・ハウス マン――ベルリン・ダダから〈フォトモンタージュ〉へ』(神奈川大学出版会、二〇一六年)、『〈68年〉の性――変容する社会と「わたし」の身体』(共編、青弓社、二〇一六年)などがある。