増谷英樹(ますたに・ひでき)
東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京外国語大学名誉教授。専門はオーストリア/ドイツ史、ユダヤ史、ウィーン都市史。著書:『ビラの中の革命―ウィーン・1848年』(東京大学出版会、一九八七年)。『歴史のなかのウィーン―都市とユダヤと女たち』(日本エディタースクール出版部、一九九三年)。『越境する文化と国民統合』(共編著、東京大学出版会、一九九八年)。『移民・難民・外国人労働者と多文化共生―日本とドイツ/歴史と現状』(共著、有志舎、二〇〇九年)。『オルタナティヴの歴史学』(共著、有志舎、二〇一三年)など。
穐山洋子(あきやま・ようこ)
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了、博士(学術)。同志社大学グローバル地域文化学部准教授。専門はスイス近現代史。著書:Das Schächtverbot von 1893 und die Tierschutzvereine. Kulturelle Nationsbildung der Schweiz in der zweiten Hälfte des 19. Jahrhunderts, Berlin:Metropol Verlag, 2019. 『中立国スイスとナチズム―第二次大戦と歴史認識』(共著、京都大学学術出版会、二〇一〇年)。論文:「1893年のシェヒター禁止と19 世紀後半スイスの文化的ネーション形成」(『現代史研究』第60 号、二〇一四年)など。
東風谷太一(こちや・たいち)
東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学、博士(学術)。東京外国語大学大学院総合国際学研究院特別研究員。専門はドイツ近代史。著書:『身体と環境をめぐる世界史―生政治からみた「幸せ」になるためのせめぎ合いとその技法』(共著、人文書院、二〇二一年)など。