【著者】ディエゴ・サンチェス=アンコチェア(Diego Sánchez-Ancochea)
オクスフォード大学国際開発学研究所教授(開発の政治経済学担当)。専門は、中米を中心とするラテンアメリカ政治経済学。
世界各地でいま、不平等が拡大している。不平等は経済成長を阻み、民主主義制度を弱体化させ、
暴力や社会的不信を蔓延させる。それらは翻って、不平等を一層悪化させる。
長くこの悪循環を経験してきたラテンアメリカから、世界は何を学ぶべきか。
また、どうしたら方向転換ができるのか。
豊富な事例研究が指し示す警告と、変革のための民主主義的提言。
第1章 イントロダクション――不平等大陸ラテンアメリカからの教訓
第2章 ラテンアメリカ――世界で最も不平等であり続けた地域?
第3章 不平等の経済的コスト
第4章 不平等の政治的コスト
第5章 不平等の社会的コスト
第6章 ラテンアメリカから学べることもたくさんある、という話
第7章 そして今、何をすべきか? 不平等との闘い方
――ラテンアメリカで、そして世界で
【著者】ディエゴ・サンチェス=アンコチェア(Diego Sánchez-Ancochea)
オクスフォード大学国際開発学研究所教授(開発の政治経済学担当)。専門は、中米を中心とするラテンアメリカ政治経済学。
【訳者】谷 洋之(たに・ひろゆき)
上智大学外国語学部イスパニア語学科教授。専門はメキシコを中心とするラテンアメリカ経済論。
【訳者】内山直子(うちやま・なおこ)
東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。専門は開発経済学、ラテンアメリカ経済。
【ジャンル】
経済・政治・社会問題
【版・貢】
四六判・並製・352頁
【ISBN】
978-4-910635-14-9
【出版年月】
2025年3月3日発売
【付 属】
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3000円(税抜)