東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
「FIELD+」は、様々な研究分野の境界を超えて、世界のあらゆる地域の情勢や情景について、最前線のフィールド研究者たちの
調査や経験を交えながら紹介する雑誌。
第10号の特集は、石川博樹先生による責任編集「アフリカの食~人と植物が織り成す歴史と文化~」です。
そのほか好評連載の「フィールドワークって何?」(テーマ「失敗する」)や「フィールドノート」、Field+MUSICなど読みどころ満載です。
[巻頭特集]
アフリカの食――人と植物が織り成す歴史と文化
(責任編集/石川博樹)
なぜ発酵させるのか?――エチオピアの作物エンセーテを
めぐる謎(藤本 武)
サハラは不毛にあらず、ナツメヤシをめぐる人間の知恵
――アルジェリアの小さなオアシスからの報告(石山俊)
毒があるものをあなたは食べられますか?
――熱帯アフリカのキャッサバの食べ方を追って
(安渓貴子)
ガーナのお餅に歴史が映る――西アフリカ・ガーナの代
表的料理「フフ」(溝辺泰雄)
○フィールドワークって何?「失敗する」
語りえないことから聞こえたこと(山北輝裕)
失敗のフィールドワーク史(飯嶋秀治)
フィールド調査では健康第一が失敗しないための第一歩
(下岡順直)
○フィールドノート
不思議な不使用――バリ島におけるバリ文字書籍・
古文書収集調査から(新江利彦)
カリマンタンのくらし(稲垣和也)
○フロンティア
文字を書くこと――中国簡牘(かんとく)学のアプローチ
(陶安あんど)
○研究者の本棚
かたちをもって暮らすことへの畏怖(深澤秀夫)
歴史の中の青春(大川謙作)
○Field+MUSIC
エジプト「ポップス」革命(中町信孝)
○フィールドワーカーのおみやげ(床呂郁哉)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-29-1 C0039
【刊行】
2013年7月10日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)