東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
「FIELD PLUS」は、様々な研究分野の境界を超えて、世界のあらゆる地域の情勢や情景について、
最前線のフィールド研究者たちの調査や経験を交えながら紹介する雑誌。第11号の巻頭特集は、
クリスチャン・ダニエルス先生による責任編集「東南アジア大陸部山地民の世界」です。
さらに、山口昌男先生の追悼特集「越境する視線──山口昌男のスケッチによせて」など、読みどころ満載です
[巻頭特集]
東南アジア大陸部山地民の世界
(責任編集 クリスチャン・ダニエルス)
山地民ラフから見た東南アジアの王と国家
──雲南の高原で育まれた文化(片岡 樹)
鄧玄斈の盆地開発──山地民が主導したラオス
北部ナムター盆地の再開発
(富田晋介、ネイサン・バデノック)
仏教実践に見られる平地民と山地民の民族間関係
──中国・ミャンマー国境地域におけるタイ族と
タアーン族の事例から(小島敬裕)
ナシ族の歴史・言語・文学
──雲南の高原で育まれた文化(黒澤直道)
○フィールドワークって何?「踊る」
カメルーンの森に踊る精霊(都留泰作)
「踊る」現象を多角的に捉える(松本奈穂子)
ダンスのフィールドワーク(中村美奈子)
○フィールドノート
とある都市の「解放」(藤波伸嘉)
○追悼特集
越境する視線──山口昌男のスケッチによせて
「点描」への目覚め(高島淳)
山口昌男の出会ったインド(峰岸真琴)
山口昌男さんの仕事(フィールドワーク)(青木恵理子)
怪力マンシンと山口昌男
──黄海道系の巫俗儀礼(韓国)(本田 洋)
○フロンティア
ニシゴリラの人付け
──現地人との喜怒哀楽の日々(安藤智恵子)
○Field+POST OFFICE
インド亜大陸の郵便局めぐり(黒崎 卓)
○フィールドワーカーのおみやげ(長沼さやか)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-33-8 C0039
【刊行】
2014年1月20日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)