東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を越えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。第12号は巻頭特集「島嶼部東南アジア――その多言語状況の現在」
(責任編集・塩原朝子)のほか、AA研50周年特別企画の対談、好評のコーナー「フィールドワークって何?」
「フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
島嶼部東南アジア――その多言語状況の現在
(責任編集:塩原朝子)
海域東南アジア――境域の言語実践と混沌性(長津一史)
四半世紀を経てジャワに戻る――ジャワ語の現在
(三宅良美)
インドネシア北スラウェシ州の少数民族が使う
多種の言語(内海敦子)
多言語国家東ティモール(髙野啓太)
フィリピンの複雑で悩ましいことば事情(北野浩章)
新しいことばとコミュニケーションの時代へ
――フィリピン・ボントックの言語文化と
その担い手たち(菊澤律子)
800以上の現地語が話されるパプアニューギニア
――変わりゆくアメレ語の村で(野瀬昌彦)
台湾原住民族の言語状況(月田尚美)
○フィールドワークって何?「ふりかえる」
「知らない」ことを「調査」するのがフィールド
ワークではあるが......(小川了)
悲劇の都市、サライェヴォでのフィールド
ワークから(永田雄三)
青春は"月の山"の彼方
――1970年代、80年代の私の言語調査(梶茂樹)
○AA研50周年特別企画
フィールドワークからの視点(家島彦一×飯塚正人)
○フロンティア
現地の人と共に語り継ぐことば
――タンザニア・ベンデ語(阿部優子)
○フィールドワーカーのおみやげ(梅村絢美)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-41-3 C0039
【刊行】
2014年7月10日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)