東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
「FIELD PLUS」は、様々な研究分野の境界を超えて、世界のあらゆる地域の情勢や情景について、
最前線のフィールド研究者たちの調査や経験を交えながら紹介する雑誌。最新の第15号は巻頭特集
「「ひとと「もの」の関係性を探る――人間と非人間の境界の揺らぎと越境をめぐって」
(責任編集・床呂郁哉)のほか、好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、
読みどころ満載です。
[巻頭特集]
ひとと「もの」の関係性を探る
――人間と非人間の境界の揺らぎと越境をめぐって
責任編集:床呂郁哉
どこまでが「人間」? どこまでが「もの」?
――動物からの問い 中村美知夫
鳥から見た森の生きものたち
――ボルネオ島・狩猟民プナンの環境中心主義世界
奥野克巳
バリ島天女の舞にみる人と仮面の関係 吉田ゆか子
揺れ動くアナロジー
――将棋電王戦にみる人間と機械の現在 久保明教
フィールドワークって何? 「育てる」
アフリカで木を育てる 伊谷樹一
話者コミュニティによる少数言語の記録活動を育てる
塩原朝子
闘牛を育てる、「伝統」を育てる 菅豊
フィールドノート
ケニアのサバンナでマサイと野生動物の共存を追いかける 目黒紀夫
研究者の本棚
フィールドワーク、それは生き様 吉松久美子
定説をフィールドから問い直す 髙松洋一
Field+ART
異質な言葉が手招く 中村恭子
Field+SOCCER
トルコのサッカー 今松 泰
フィールドワーカーのおみやげ 藤井真一
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-52-9 C0039
【刊行】
2016年1月20日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)