東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を越えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第17号は巻頭特集「チベット牧畜民の「今」を記録する」
(責任編集・星 泉)のほか、好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
チベット牧畜民の「今」を記録する 責任編集:星 泉
現代チベットにおける人間と家畜の宗教的関係 別所裕介
ヤクの名は。 海老原志穂
牧童だった私の目にうつるもの ナムタルジャ
映像による記録とその功罪 星 泉
フィールドワークって何? 「あるく」
山岳地域を歩く 奈良間千之
「姿勢のよい闊歩」はどこから来てどこへ行くのか
――バントゥ諸語の語彙分布から探る 品川大輔
長距離道における調査方法の紆余曲折 土井清美
フィールドノート
韓国語諸方言のフィールドワーク 姜 英淑
人文学の知でテロを防ぐ
――バングラデシュ・ダッカのテロ事件と大学での
教育への取り組み外川昌彦
研究者の本棚
歴史を食べる経験 『食と農のアフリカ史』 大石高典
民族から考える中国の実像
『「周縁」を生きる少数民族
――現代中国の国民統合をめぐるポリティクス』 野田仁
フロンティア
ブータン伝統集落を読み解く
――「かたち」の背後にある空間の「意味」 吉村晶子
エジプト西部砂漠のオアシス村研究をめぐる「出会い」
加藤博
Field+TRAIN
ジャカルタで活躍する日本の中古通勤電車を追って
川村晃一
フィールドワーカーのおみやげ 山崎寿美子
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-58-1 C0039
【刊行】
2017年1月20日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)