東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を越えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第18号は巻頭特集「カラハリ狩猟採集民の言語民族誌的な
辞書を編む」(責任編集・中川 裕)のほか、好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
カラハリ狩猟採集民の言語民族誌的な辞書を編む
責任編集:中川 裕
カラハリ狩猟採集民の語彙研究から言語の普遍性と
多様性の理解へ 中川 裕
グイ・ガナ語の「食べる」と温度語彙 中川 裕
オバサンの子どもなのに自分のキョウダイ?
――グイ・ガナ語の親族名称体系 大野仁美
グイ・ガナにおける赤ちゃん向け発話 高田 明
フィールドワークって何? 「たたかう」
たたかうことと踊ること 増野亜子
「ことば」で「たたかう」 細田和江
たたかいの記憶
――テヘラン、フェルドウスィー広場付近 近藤信彰
フィールドノート
混作をめぐる農家の試行錯誤 藤岡悠一郎
オーストラリアの多文化社会の成熟と食の多様化 堤 純
フロンティア
なぜウミウは産卵したのか
――謎解きはフィールドワークのあとで 卯田宗平
インタビュー
すべての道は辞書に通じる
――インド系文字の印刷から辞典編纂まで 町田和彦
Field+INSTRUMENTS
中央アジアの弦楽器 坂井弘紀
フィールドワーカーのおみやげ 小池まり子
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-62-8 C0039
【刊行】
2017年7月10日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)