東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を越えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第20号は巻頭特集「アジアの越境する子どもたち」
(責任編集・石井香世子)のほか、好評のコーナー「フィールドワークって何?」「フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
アジアの越境する子どもたち (責任編集:石井香世子)
カンボジアにおけるベトナム系住民の子どもと学校
(荻巣崇世)
日本と中国を移動する子どもたち
――複数の文化間での葛藤を乗り越える(酒井千絵)
「東南アジア人材」という表象を泳ぐ子供たち
――台湾・結婚移民の第二世代 (横田祥子)
無国籍者の居場所とアイデンティティ
――在日ロヒンギャ族の子ども (陳天璽)
フィールドワークって何? 「あつめる」
知をあつめる図鑑――"Wanyama wa Mahale"の試み
(座馬耕一郎)
ミャンマー北部で失われつつある口承文芸をあつめる
(倉部慶太)
碑文を「あつめる」
――中世初期ベンガル碑文調査の方法(古井龍介)
フィールドノート
レバノンにおける高齢化社会のフィールドワークから
見えてきたこと (池田昭光)
フェイスマスクを通じてみる湾岸地域の女性たち
(後藤真実)
フロンティア
史料とフィールドが交差する時
――バルカン半島にトルコ系遊牧民の足跡を求めて (岩本佳子)
朝鮮王朝時代のおすすめ語学学習書 (小山内優子)
特別寄稿
カシュガルの古本屋 (菅原純)
Field+NOTEBOOK
飽くなきフィールドノートの追求 (青井隼人)
フィールドワーカーのおみやげ (吉本裕子)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-68-0 C0039
【刊行】
2018年7月10日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
476円(税抜)