東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を越えて、世界各地でフィールド調査をする研究者たちの取り組みや経 験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第25号は巻頭特集「「食」でチベットの 時空を読み解く」
(責任編集・海老原志穂)のほか、「フィールドで見つけました」特別編、好評の「 フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
「食」でチベットの時空を読み解く (責任編集:海老原志穂)
木簡に記された古代チベットの食文化 (西田 愛)
チベット料理の歴史の解明にむけて――中近世のもてなし料理二例 (加納和雄)
ミルクを求めてアムド・チベットを旅する (平田昌弘)
ヨーグルトの消えゆく夏 (海老原志穂)
○オシボン!
増野亜子『声の世界を旅する』 (丸山洋司)
○フィールドで見つけました 特別編「感染症対策」
スリランカのマラリア対策――蚊を増やさない環境作りと防蚊 (佐藤惠子)
モンゴル国のロックダウン――1996年8月、封鎖下のダルハンにて (湊 邦生)
チベット医学と感染症――様々なチベット薬と飲食療法 (長岡 慶)
祈りと医学――中世ペスト禍の中東地域の人々 (熊倉和歌子)
○私のフィールドワーク
奥出雲のことばから「日本祖語」の姿を探る――伝統方言の記述と日本語の歴史 (平子達也)
○フロンティア
顔とemojiのフィールドワーク
――異分野融合のフィールド実験で「顔を見る/読む/描く」に挑む
(高橋康介、田 暁潔、大石高典、島田将喜、錢 琨)
○Field+FOOD
パプア・ニューギニア高地、食を通して見るドム人の生活 (千田俊太郎)
○フィールドワーカーのよりみちスポット
ベイルート北東部の移民の街で食材調達 (篠田知暁)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・29頁
【ISBN】
978-4-904575-85-7 C0039
【刊行】
2021年1月20日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
455円(税抜)