東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を越えて、世界各地でフィールド調査をする研究者たちの取り組みや経験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度から見つめます。最新の第27号は巻頭特集「デット――『負債/負目』研究の最前線」
(責任編集・佐久間 寛)のほか、「フィールドで見つけました」、好評の「フロンティア」など、読みどころ満載です。
[巻頭特集]
デット――「負債/負目」研究の最前線 (責任編集:佐久間 寛)
・首長に負うこと、負わないこと
――ミクロネシア連邦ポーンペイ島にみる称号と負目 (河野正治)
・戦前の都市下層社会における貸し借りの論理
――赤松啓介「非常民の民俗学」の記録を通して (酒井隆史)
・金を借りても逃げればよい
――ラオスコーヒー栽培地域にみる貸し手が負う社会 (箕曲在弘)
・負う・負わせることなく分かち合う (関野文子)
○オシボン!
・川原繁人『「あ」は「い」より大きい!?
――音象徴で学ぶ音声学入門』 (伊藤智ゆき)
○フィールドで見つけました 本屋
・図書館と古本屋と博物館――『象院題語』のはなし (竹越 孝)
・イスタンブルの怪しい本屋 (髙松洋一)
・スワヒリ語のハウツー本
――タンザニアの書店めぐりで見つけたもの (小野田風子)
○フィールドノート
・子供の誕生祝い――インドネシア・ジャワのスラパナン儀礼 (合地幸子)
○フロンティア
・歴史資料としての写真――歩く、写す、そして保存する (渡辺健哉)
○特別企画
・JaCMESの来し方と今後 (黒木英充)
○フィールドワーカーのよりみちスポット
・中国ムスリムとの出会いスポット
――タイ・チェンマイの雲南料理店 (王 柳蘭)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・29頁
【ISBN】
978-4-904575-92-5 C0039
【刊行】
2022年1月20日発売 ・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
本体価格
455円(税抜)