東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
「FIELD+」は、世界のあらゆる地域の情勢や情景を、最前線のフィールド研究者たちの取り組みや経験をまじえながら紹介する雑誌。
第8号の特集は、荒川慎太郎先生による責任編集「契丹文字解読の最前線」です。
近年の新資料発見の実情や最先端の解読状況など契丹文化研究の最前線をお伝えします。
そのほか好評連載の「フィールドワークって何?」(テーマ「描く」)や「フィールドノート」、
インタビューなどなど読みどころ満載です。
[巻頭特集]
巻頭特集「契丹文字解読の最前線」(責任編集 荒川慎太郎)
契丹文字はどこにある?――契丹大字碑文の新発見(松川 節)
契丹大字解読の最前線
ブレーニィ・オボー碑文に挑む(武内康則)
契丹文字墓誌の姿からわかること
――契丹国時代墓誌の様式を探る(武田和哉)
契丹文字資料の発見と「贋物」――契丹研究者の悩み
(呉 英喆)
契丹研究と日本人――鳥居龍蔵の見た慶陵(古松崇志)
○フィールドワークって何?「描く」
チンパンジーのフィールドで「描く」 (中村美知夫)
知識を描き、記録に残す(永山ゆかり)
地球の歴史を描き出す(乾 睦子)
○フィールドノート
2つの声を聞く旅
西アフリカにおけるアラビア語資料調査(苅谷康太)
○フロンティア 中東都市研究の新展開! 多層ベースマップシステム
記憶の堆積、地図の重ね合わせ、情報の蓄積
──システムの誕生まで(黒木英充)
それぞれの記憶から大きな記憶へ──システムの思想と技術
(松原康介)
○インタビュー
静かなる闘い――熱を帯びるチベットの映画制作の現場から
(ペマツェテン、サンジェジャンツォ)
○Field+manga
漫画からみる現代インド(井坂理穂)
○フィールドワーカーの鞄(白石壮一郎)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
アジア・アフリカの諸地域を主な研究対象とし、言語学・人類学・歴史学・地域研究の各分野において、(1)臨地研究(フィールドサイエンス)に基づく共同研究の遂行、(2)研究資源の収集・分析・編纂および研究成果の発信、(3)共同研究や研修・セミナー等を通した次世代研究者の養成、を目的とした東京外国語大学に附置されている共同利用・共同研究拠点。
【ジャンル】
定期雑誌・人類学
【シリーズ】
フィールドプラス
【版・頁】
オールカラー・A4判・並製・33頁
【ISBN】
978-4-904575-21-5 C0039
【刊行】
2012年7月10日発売・年2回(1月/7月)発行
【付 属】
-
476円(税抜)