近代中央ユーラシアの眺望

2019年10月
野田仁・小松久男(編著)
山川出版社

内容の紹介

(出版社HPより)
今日のグローバリズムの時代において、世界はますます距離を縮めている。中央ユーラシア地域もまた例外ではない。しかしながら、今の日本において、中央アジアからヴォルガ・ウラル、クリミア、コーカサスまでを含むこの広大な空間について、はっきりとした地域像が結ばれるとはいいがたい。その歴史像は漠然としたイメージが先行して語られることが多いだろう。本書は、1991年のソ連解体を経て大きな変容を遂げた中央ユーラシア史研究の最新の成果を、とりわけこの地域が近代帝国に包摂されていく19世紀から20世紀初頭に焦点をあてて多面的に示し、より鮮明な歴史像を描こうとするものである。
各章の考察によって、中央ユーラシア史の最大の魅力とも呼ぶべき、民族・言語・文化といった多様な要素の共存がいっそう浮き彫りになるだろう。

編著者のコメント

野田仁(アジア・アフリカ言語文化研究所)
19世紀から20世紀初頭を中心とする中央ユーラシアの近代に焦点を当てて、15名の執筆者が、現地調査も含む最新の研究の成果を伝える論集です。地域も中国新疆からコーカサス、アナトリアまで広く視野に入れています。現在の中央ユーラシア地域を考える上でも、様々なヒントが得られるのではないでしょうか。本学元教員の小松久男先生との共編であるほか、本学非常勤講師の坂井弘紀先生、河原弥生先生、濱本真実先生が執筆しています。


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