地球経済入門 ―人新世時代の世界をとらえる―

2021年3月10日
妹尾裕彦、田中綾一、田島陽一(編)
法律文化社

内容の紹介

地球と人類の持続可能性が問われる人新世時代。地球上の経済活動を人類史的および根源的観点から捉えた世界経済論のテキスト。経済事象の羅列や説明だけでなく、事象に通底する論理や構造、長期的趨勢の考察によって〈世界〉を捉える思考力を養う。(出版社HPより)

編者のコメント

田島陽一(大学院総合国際学研究院/教授)
見慣れない書名をご覧になられて、「経済の本だということは分かるが、どういう内容なのか?」と思われた方も多いと思います。本書は世界経済論や国際経済学のテキストです。したがって、国際貿易、国際金融、国際開発といった、この分野の多くの教科書が扱っている内容を同書も紹介しています。他方で、今日の人類の経済活動が、その土台としている地球環境に取り返しのつかないダメージを与えつつあり、自らの生存基盤を揺るがしているという問題を真正面から検討するという類書にない特徴を備えています。さらに、国際経済学の標準的な議論を踏まえつつも、その枠だけに囚われず、国際経済の中の各分野において独自の踏み込んだ議論を展開しています。ぜひ一度お手に取っていただき、この点においても類書との違いを感じていただければと思います。


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