計画
計画(データ管理計画)とは?
計画(データ管理計画 [DMP:Data Management Plan])とは、プロジェクト内で生成されたデータや文書を管理するために使用する方法を定義することです。データ管理に関する問題や予想外のコストを回避し、プロジェクト終了後も研究データが引き続き科学に貢献できるよう、事前に考えておきます。
プロジェクトで生成されたデータの取り扱いは、データ管理計画(DMP)で決定します。DMPは、プロジェクトの前、途中、終了後のデータ管理プロセスについて記述した文書です。DMPの一般的な構成要素は以下の通りです。
国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター. “Research Data Management Kit-jp“. 2022.
- プロジェクトの一般的な情報
- 使用・生成されるデータセットの説明
- メタデータ、オントロジーの利用手順、データ文書の提供方法
- プロジェクト期間中および終了後のストレージソリューション、データセキュリティ、保存戦略
- データの共有
- データ管理に必要なコストとリソース
- プライバシー、知的財産、ライセンスなどの倫理的・法的問題
詳細については「計画|RDMkit-jp」をご覧ください。
計画フェーズで想定される研究者のタスク(外部リンク)
計画フェーズにおいて東京外国語大学が提供するサポート
DMP作成に関する相談受付
下記連絡先にお問い合わせください。
担当:研究データ管理・利活用WG
Email : data_inq[at]tufs.ac.jp
DMP作成例の共有
先行してDMPを求められていた学術変革領域研究AのDMPフォーマットに基づくサンプルを以下にご紹介します。最新の様式については日本学術振興会のサイトを確認してください。また、サンプルは科研費の申請用に作成されたものですので、科研費以外のDMPについては、各研究助成金の募集要項をご確認ください。