保存
保存(データ保存)とは?
データ保存とは、データの安全性、完全性、およびアクセス性を必要な期間(場合によっては数十年)にわたって確保するために必要な一連の活動です。データ保存は単なるデータストレージやバックアップではありません。なぜなら、データを保存しなくてもデータの貯蔵やバックアップができるからです。データ保存は、以下のような適切な活動によって、時間の経過とともにデータが利用できなくなったり、使えなくなったりするのを防ぐものです。
国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター. “Research Data Management Kit-jpp“. 2022.
- データの安全性と完全性を確保する。
- ファイル形式の変更(フォーマットの変換)やソフトウェアの更新を行い、古くなったり陳腐化したりしないようにする。
- ハードウェアやその他の記憶媒体(紙、磁気テープなど)を劣化しないように変更する。
- データが整理され、適切なメタデータや文書で記述され、常に理解でき、再利用できるようにする。
詳細については「保存|RDMkit-jp」をご覧ください。
保存フェーズで想定される研究者のタスク(外部リンク)
保存フェーズにおいて東京外国語大学が提供するサポート
GakuNin RDM
GakuNin RDM は、国立情報学研究所が提供する研究データ管理システムです。
研究チームが持つ多様なデータを一元管理し、効率的で公正なデータ活用をサポートします。