附属図書館公開講演会および特別展示(11/21-12/23)

附属図書館では、平成12年度から図書館事業の一環として公開講演会を行っており、併せて特別展示を開催しております。近隣地域にお住まいの方をはじめ、どなたでも入場できますので、多数の皆様のご来場をお待ちしております。
<公開講演会>
タイトル: 『風刺画の妙:モッラー・ナスレッディンの批判精神-中央アジア学へのいざない-』
講演者: 小松 久男 本学特任教授
日時: 平成24年12月6日(木)16時30分~18時00分
会場: 東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
事前申込: 不要
入場料: 無料
 日露戦争のさなかに起った1905年革命の後、帝政ロシア領内のムスリム地域では多数の新聞・雑誌が誕生し、ジャーナリズムの時代が始まった。その中でもコーカサスの中心都市ティフリス(今はグルジアの首都トビリシ)で創刊された週刊雑誌『モッラー・ナスレッディン』は、当時の政治や社会に対する批判で異彩を放った。モッラー・ナスレッディン中央アジアからトルコまで、トルコ系の人々の間に伝わる有名なとんち話の主人公で、同紙のカラフルな風刺画にもその姿が登場する。本学アジア・アフリカ言語文化研究所の所蔵する1906~1907年のコレクションから見える、その旺盛な批判精神とは?
 東京外国語大学は本年、外国語学部から言語文化学部・国際社会学部の2学部への改組を行うとともに、わが国屈指の「地域研究の教育拠点」をめざして、中央アジア・アフリカ・オセアニアを対象地域に加えました。これを記念し、今回の附属図書館公開講演会・特別展示は、近年わが国でも関心の高まりつつある中央アジア学の世界へ皆様をお誘いします。

<特別展示>
タイトル: 『風刺画の妙:モッラー・ナスレッディンの批判精神-中央アジア学へのいざない-』
日時: 11月21日(水)~12月23日(日・祝) (※11/25を除く。)
     月~金曜日 9時00分~21時45分 (※11/21-24,26 は17時00分まで。)
     土・日曜日 13時00分~18時45分
     ※入館は終了15分前まで
会場: 本学附属図書館2階ギャラリー

チラシ

  

パンフレット(図録)(PDF形式・4MB)

  

[お問い合わせ先]学術情報課総務係 Tel:042-330-5193 e-mail:tosho-soumu@tufs.ac.jp