[TUFS]米国の学生向けの日本オンラインツアー(2021年2-3月)
2021.06.09
本事業のテーマに沿って、日本の文化・地域・平和等の学習のため、専門家から話を聞いたりフィールドトリップをしたりする参加型のオンラインスタディツアーを実施しました。
全5回実施し、具体的には、「COIL1: 伝統文化:落語」、「COIL1: 日本の酒蔵:飛騨高山」、「COIL1: 日本ツアー:浅草」、「COIL2: 戦争と平和:沖縄」、「COIL2: 戦争と平和2:広島」を開催しました。
カリフォルニア州立大学ノースリッジ校(CSUN)の教員と計画を進めながらツアーを開催しました。同大学では、日本語の授業に組み込む形でツアーを活用し、日本の文化や日本への理解を深めることができました。
ツアーではオンラインの利点を活用し、日本を多面的に学ぶ機会を創出しました。全てのツアーがツアーコンダクターと参加者の双方参加型ツアーでした。落語ツアーでは、学生たちは英語で落語の一場面を演じました。酒蔵ツアーや浅草ツアーでは、学生がコンダクターとともに伝統的な街並みを散策し、まさにオンラインで「旅」を体験しました。沖縄ツアーと広島ツアーでは、太平洋戦争時の写真や音を視聴し、現在の平和な様子と比較して、平和への学びを深めました。
各回とも30名程度の学生が出席し、ツアーの感想、他に学びたいことなどについてフィードバックを得ました。参加型ツアーが特に好評であり、次回参加したいツアーとしては、日本の現代文化、寺社仏閣、そして街歩きツアーなどがありました。