[COIL]インストラクショナルデザインと異文化間能力
福田 彩/東京外国語大学世界言語社会教育センター
授業カリキュラム概要
昨今、グローバル化する世界において異文化間能力はますます不可欠なものとなっている。また、情報技術はますます地球上の人と人との距離を近づけており、教育現場でも情報技術を媒体とした交流が起こっている。この授業では、学生が、オンライン協働学習の経験および、教えることにより学ぶ手法を通して、異文化間能力と教育工学を学習することを目指す。本学の学生は、アメリカにいる学生とオンライン協働作業に携わる。そして、オンライン協働作業の経験も活かしつつ、異文化間能力を育成する授業案を考え、実際にクラスメイトに対して教室で授業を実行してみながら学ぶ。教えることにより学びを深めることを目的とする。この授業を通して、英語力の向上も期待している。
- 概論:インストラクショナルデザインと異文化間能力を定義する
- 理論学習:異文化間能力
- オンライン協働学習の紹介と準備
- 非同期のオンラインセッションを経験する1
- 非同期のオンラインセッションを経験する2
- 同期のオンラインセッションを経験する
- オンラインセッションの振り返りー分析的な振り返り小論文を書く
- 理論学習:教授と学習
- 理論学習:インストラクショナルデザインモデル
- 授業案を開発する1
- 授業案を開発する2
- 授業案を実践する
- 授業案の評価と全体の振り返り
ALH1: COILのディスカッションセッション1
ALH2: COILのディスカッションセッション2