グローバル・ヒストリー 批判的歴史叙述のために

2021年1月27日
ゼバスティアン・コンラート(著)小田原琳(訳)
岩波書店

内容の紹介

グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を描きだす。

訳者のコメント

小田原琳(大学院総合国際学研究院/准教授)
どれだけ大きな空間や長い時間を扱っているか、ではなく、既存の空間的・時間的尺度を批判的に再検討するアプローチこそが、グローバル・ヒストリーをグローバル・ヒストリーたらしめる、と著者は述べています。大きな流れのなかで、私たちひとりひとりの選択などなんの意味もないのではと思わされるような歴史ではなく、その選択がどのような構造とつながっているのかを問う歴史の実践に力づけられるような本です。


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