養成する人材像

本学は次の5つの力をグローバル人材の要件と定義し、その育成をカリキュラムポリシー、ディプロマポリシーに定めています。

①(言語科目の履修を通じ)高度な言語力
②(地域基礎科目の履修を通じ)日本や世界諸地域についての知識・教養
③(初年次教育や世界教養科目の履修を通じ)現代社会を生きる力
④(専修科目の履修を通じ)専門的な知識
⑤(留学・ボランティア・インターンシップなどの活動を通じ)主体的に考え、行動し、発信する力

本ポリシーに基づき、本事業では日露ビジネスで活躍する次のような能力を備えた人材を育成します。

<言語力>
母国語の日本語(あるいはロシア語)に加え外国語であるロシア語(あるいは日本語)、それに英語を高いレベルで運用できるトライリンガル能力

<ロシア及び日本についての教養・知識、経済についての知見>
日露双方の社会・経済・文化に関する教養と知識、及び経済・統計・会計などビジネスに不可欠な基礎的知識

<調整力・交渉力>
多様なステークホルダーの要請を調整し諸課題を解決するために必要な粘り強さ、他者を尊重する想像力・協調性、自主性・創造力

これらを本学での教育や留学によりバランスよく育み磨いていくことにより、卒業後にどのビジネス分野に関わることになっても応用の利く卓越した日露ビジネス人材を育成します。

ロシア6協定校の学生についても、日本語を含む<言語力>の強化に協力し、本学への短期・長期の留学を通じ<日本についての教養・知識、経済についての知見>を得る機会を提供します。さらに、本学学生同様に、インターンシップへの参加機会を与え、<調整力・行動力>を涵養します。