受入

以下の短期・長期受入プログラムは、どちらもロシア6協定校(モスクワ大学、ロシア人文大学、モスクワ国際関係大学、高等経済学院、ペテルブルク大学、極東連邦大学)の推薦を受けた学生が対象となります。

1)短期受入プログラム: ロシア6協定校は「日本」を専攻する学生を、学部1年次、2年次を中心に短期海外留学により派遣し、それにより教育の基礎を固めると同時に、次に続く長期留学へつなげます。

・「日露ビジネスサマースクール」 – ロシア6協定校から本学の夏学期期間中に短期留学する学生を受入れ、次のコースを提供します。同コースは本学学生も履修可能な正規授業として開講され、試験に合格した受入学生には単位取得の証明書が発行されます。
パンフレットをダウンロード

① 日露タンデム学習
② 「国際日本学」講義(ロシア語で教授)

またタンデム学習の一環で一日文化研修、国際日本学の枠で一日企業研修(会社ツアー型インターンシップ)がプログラムに含まれています。
2018年度日露ビジネスサマースクールの事例を こちらで紹介しています。

2)長期受入プログラム: ロシア6協定校から本学に留学する学生は次の科目を履修し、日本社会についての理解を深めていただきます。長期留学プログラムの学生が履修する日本語科目(「日本語総合・日本語技能」)は8段階のレベルに分けられ、日本語Can-Doリストにより厳密な達成度管理が行われます。さらに、教養日本力プログラム等の科目は、本学の正規授業として成績管理が行われます。その証明書をもとに受入留学生は帰国後に単位認定を所属大学に申請することができます。

① 日本語総合・技能科目:8段階に分かれた日本語学習プログラムから5科目程度を履修
全学教養日本力科目: 英語・日本語で日本の文化・社会・経済を学ぶプログラムから5科目程度を履修
③ ロシア語科目等に参加し、本学でロシア語を学ぶ学生と交流

ロシアからの受入学生数の達成目標

上記の内訳

受入学生へのサポート体制

留学生の在籍管理
非正規生に対しては留学生課(交換留学生は交流係、研究生は教育係)、正規生に対しては教務課が所掌し、全留学生の在籍を厳密に管理しています。

留学生へのサポート体制
・交換留学生全員に対し、指導教員が配置され、また留学生向け履修相談会を複数回開催するなど、適切な履修指導を行っています。また、希望する交換留学生には本学学生を「バディ」として紹介しています。
・交換留学生の履修が多い英語での「教養日本力」科目のシラバス集や「日本語科目」の履修マニュアル、『交換留学生用履修案内』はすべて日本語・英語で配布されているほか、本学ホームページに公開しています。
・Global Admission Office や留学生課には英語が堪能な職員が配され、学生の相談に応じています。また、本学保健管理センターも英語での相談に対応しています。
・本学の国際交流会館に必要室数を確保し、一部は留学生と日本人学生の混住型宿舎として運用しています。
・国際交流系の公認学生団体(タフコミュ、レッツ、トフシア等)や近隣市民や本学教職員・卒業生からなる「東京外国語大学留学生支援の会」が、交流や支援のためのきめ細かい活動を行っています。

事前の情報提供
・協定校に対し、例年1月及び9月に派遣留学応募に関する資料一式を送付し、本学の交換留学プログラム (ISEPTUFS) について周知するほか、日本語英語によりホームページに掲載しています。