上の写真:(右から左へ)Dyachenko社長、新井コーディネーター、阿部大志さん、熊谷有佳さん、マリアさん、オレーグさん、アレクセイさん
2019年3月14日(木)~ 2019年3月28日(木)
モスクワ国際関係大学に派遣留学中の熊谷有佳さん(3年)と高等経済学院に派遣留学中の阿部大志さん(3年)の2人が、ロシアで2018年8月に設立されたばかりの会社 RYATICOで業務補助型インターンシップに参加し、マーケティングのサポート業務に取り組み始めました。
RYATICOとは、Russia(R)、Yaponia(ロシア語で「日本」)(YA)、Trade(T)、Investment(I) 、Company (CO)の略で、主にロシアと日本の間で商品売買(輸出入)と投資を手がける商社的会社を目指しています。現在ビジネスポートフォリオを編成中です。
今後、今日参加した2人の学生を含む在モスクワ協定校に留学している10名の学生全員が交代で本年6月末ないし7月初めまで RYATICOでのインターンシップに取り組む予定です。
以下が、RYATICOのトップマネージメントのプロフィール。社長、会長とも本学の協定校の卒業生です。
社長: Igor Dyachenko氏。Taishi Group 社長、露日ビジネスカウンシル専務理事。 モスクワ国際関係大学卒、修士。
会長: Alexey Repik氏。ロシアの製薬会社 R-Pharm会長、実業ロシア会長及び共同議長、露日ビジネスカウンシル議長。高等経済学院卒。
参考情報
R-Pharmと日本の経済界との関係:
– 2016年12月、富士フイルムと事業提携契約を締結。2018年5月、R-Pharm社は富士フイルムとの間で、前者が後者の医療機器をロシアで販売する契約に調印。
– 2017年4月、三井物産が R-Pharmの株式10%取得。
参加した学生の感想
熊谷有佳さん:
専門的な知識をもっていない分野についても情報を集めなければならず業務の難易度に驚いた。企業紹介のプレゼンテーションを翻訳した際、訳に困ることが何度もあった為、経済やビジネスに関する用語は、ロシア語だけでなく日本語での表現もスムーズに出てくるようにしなければならないと感じた。
阿部大志さん:
これまでは、ロシアの側からの視点で日露ビジネスを考えたことがあまりなかったが、国際的なビジネスではお互いの国の企業の協力関係が不可欠だし、相手の視点に立って物事を考える必要があると気づいた。新しい視点と可能性を見つけられたインターンシップだった。
* 実施概要
日時: 2019年3月14日(木)~ 2019年3月28日(木)16:00-17:30 全3回
場所: RYATICOオフィス(実業ロシアと同じ建物内)
ご対応(敬称略)
Igor Dyachenko 社長
Alexey Dyachenko 輸出部門長
Oleg Nikitin プロジェクトマネージャ(投資コンサルティング部)
Maria Sabbatovskaya 秘書室ヘッド
派遣留学生参加者:2名
熊谷有佳 、阿部大志
内容:
事業概要説明、社内案内