国際学生団結デー@極東連邦大学(ウラジオストク)

本学から極東連邦大学(FEFU)に派遣留学中の小河原聖矢さんが、大学主催の国際学生交流イベントに参加しました。このイベントは、国際学生団結デー “The International Student Unity Day” として、2018年11月24日に開催されました。

極東連邦大学や、ウラジオストクにキャンパスを構えるその他の大学に留学する学生と、その言語や地域を研究するロシア人学生らが一体となって活動するものです。このフェスティバルは今年で第9回を数え、今回は42ヶ国の学生が参加しました。

イベントでは、各国のブースが設けられ、文化紹介が行われました。どのブースも民族衣装や故郷の写真で鮮やかに彩られ、来場者の目を引きました。また、同時に伝統料理のコンテストも開催され、留学生らはいずれも腕を競いました。

フェスティバルのフィナーレを飾る記念コンサートには各国を代表する学生らが参加し、盛大に締めくくられました。

日本のブースには5名のロシア人学生が参加し、フェスティバルの準備段階から国際交流を経験しました。フェスティバル当日、本学から派遣された学生らは独楽や、だるま落とし、けん玉を体験してもらったほか、来場者の名前を習字で書いてプレゼントしました。伝統料理のコンテストにはタコ焼きを出品し、その料理に審査員らはいずれも舌鼓を打ちました。

記念コンサートでは民謡のソーラン節を法被姿で披露したほか、民放ドラマで話題になった「恋ダンス」も踊り、観衆をわかせました。

以下に、参加した小河原聖矢さんの感想を紹介します。

「これほど多くの文化を直接体験できる機会は珍しく、日本を代表する一員として自国の文化発信の機会に恵まれたことはとても貴重な経験となりました。

また、ブースでの交流を通して思ったのは、たとえ日本語を学んでいなくても、日本文化に興味を持つ人は想像以上に多いということです。

そうした方々に、より興味を持ってもらうためにも、ロシア語による日本文化発信の重要性を強く感じました。」