2018年8月24日(金)、ソニー(モスクワ)で本事業では二度目となるインターンシップを実施しました。 前回のインターンシップに参加したのが長期派遣の交換留学生だったのに対し、今回はモスクワ大学主催の サマースクール “Two Cities – Two Universities” (4週間の短期語学留学)を履修した学部前半主体の学生たちでした。
SONYは1991年にロシアに拠点を開き、いち早く現地法人化を進め、現在約400人の従業員を擁しています。私たちが慣れ親しんでいる様々なエレクトロニクス製品をロシアの消費市場で販売しています。
今回のインターンシップではロシア人職員のバラヌクさんよりソニーの社史、および製造している商品について御紹介があったあと、日本人駐在員の榛村信孝さんよりロシア社会の特徴についてマスメディアやコミュニケーションを例にお話しいただきました。
以下に参加した学生の感想を紹介します。
・ロシアは管理職の女性率が世界トップという話には目が覚める思いでした。また、SONYではオフィスでスーツ着用の義務はなく、ミーティングでも素直な発言が多いと伺い、こうしたカジュアルな環境で仕事ができるのは有意義だと感じました。さらに、SONYはエンターテイメントの追求を方針としており、人を楽しませたいという思いが原動力という話は特に印象的でした。
・言語能力の必要性以上に、積極的なコミュニケーションによってチームとしての会社に貢献するという姿勢が必要であることに気づかされました。日本とは異なり、自らの発言を恐れずに述べ、一方で相手の意見に目くじらを立てないおおらかな態度を必要とする現地企業のコミュニケーション文化を知ることができました。
*インターンシップ実施概要
実施日 2018年8月24日(金)
実施場所JSC “Sony Electronics” オフィス (6 Karamyshevsky proezd, Moscow, 123103 Russia)
SONY様のご対応
榛村信孝さんほか -General Manager of Professional Solutions Group大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部OB)
【参加学生】
本学から9名の派遣留学生:
長谷川未怜、松岡実乃里、光永万結子、尾崎成美、田中春菜、寺嶋千晴、栗栖朝帆、野津ららな、兵藤大介
神戸外語大から3名