横河電機LLC(モスクワ) でインターンシップ(2018年2月)

2018年2月6日(火)

横河電機の子会社(モスクワ)でインターンシップを実施しました

モスクワ留学中の派遣学生に対するインターンシップが2月6日、横河電機子会社の現地法人であるYokogawa Electric CIS様のご協力で実施され、9名が参加しました。

横河電機は工場の自動制御システムの製造販売を世界的に行っている企業で、ロシアとはソ連時代から取引があり、ソ連崩壊後に現地法人を立ち上げました。モスクワの中心部にオフィスビルとエンジニアリング部門、モスクワ郊外のゼレノグラードに組立工場があり、これらを中心に全ロシアや周辺国で活動を展開しています。今回はオフィスで現地スタッフの方々からロシア語でのブリーフィング、ロシア語学科OBの斉藤恭央氏との懇談会、その後工場見学というプログラムでした。

本インターンシップに参加した学生は、将来ロシア語を使って海外勤務もしていきたいと考えており、海外での日本企業の経営や、駐在員の仕事ぶり、日本人とロシア人のコミュニケーションなどに関心が集まりました。まず、メーカーでも、営業やマーケティングの仕事で、文系出身者の活躍する場があることに気づくことができ、今後の進路を考える上で参考になるという感想が多く聞かれました。それから、グローバル化を進める日本企業は、同時にオフィスの現地化も進めており、現地オフィスにおける日本人の比率が低いことや、ロシア語圏で完結するプロジェクトばかりではなく他国とのやりとりも多いことから、英語の重要度を改めて実感したとほとんどの人が報告書に書いていました。また、海外市場の仕事を現地の人に任せていく中で、日本人駐在員の役割について考え直すきっかけになったという学生もいました。工場では現場の方々が自社ブランドにとても誇りを持っているのが印象的でした。大学の授業とは異なる貴重な勉強をさせていただいた一日でした。

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斉藤副営業本部長の話を熱心に聴く本学学生
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工場長の案内でモスクワ郊外の組立工場を見学する本学学生

*インターンシップ実施概要

実施日時 2018年2月6日(火)10:00-18:30
実施場所 横河電機CIS本社ビル (Grokholsky lane 13, bldg. 2, Moscow)
横河電機CISゼレノグラード工場 (Proezd 4801, 7-3, Zelenograd, Moscow Region)
横河電機CISご対応 斉藤副営業本部長、セルゲエフ人事部長、コルニラエフ人事マネージャー、ユーリー研修センター長、ニコライ工場長
派遣学生参加者 9名(諸藤里香、三部綾香、増田千裕、 鬼木麻理絵、本合奏恵、 佐藤大雅、織田 創、橋本崚太郎、
塩田皐月)