2018年3月
TUFS代表団が、ウラジオストクの協定校・企業を訪問しました。
2018年3月20日(火)から24日(土)にかけて、本学の「世界展開力強化事業(ロシア)」代表団(沼野恭子教授・本事業責任者、前田和泉准教授、新井滋特任教授・本事業コーディネーター、水田綾特定専門職員)がウラジオストクを訪問しました。
代表団は、交流協定を結んでいる極東連邦大学でエヴゲーニイ・プストヴォイト日本学科長と面談し、本学のプログラムについてあらためて説明し、7月に開講する予定の「TUFS日露ビジネスサマースクール」への極東連邦大学からの派遣について協議するとともに、両校の交流・協力をいっそう深めていくことを確認しあいました。また、日本語教師として同校で教鞭を執っている谷本達也さん(本学大学院博士前期課程修了)に招かれ、日本語学科4年生の授業を参観しました。授業では、企業面接を想定したロールプレイが行われ、同校に派遣留学中の本学学生も飛び入りで参加しました。極東連邦大学の学生さんたちの日本語力の高さと当意即妙の受け答えに感銘を受けました。
ウラジオストク日本国総領事館では、高柳圭太領事、景山浩太副領事と面談し、日本からの留学生の安全管理やビザについてお話を伺いました。
NHKウラジオストク支局では塚越靖一支局長(本学ドイツ語科卒業)、三井物産モスクワ(有)ウラジオストク支店では岩垂英彦支店長、飯田グループRUS(有)オフィスでは間瀬一郎管理部長(本学ロシア語科卒業)にそれぞれ面談の時間をいただき、昨年12月に本学からの派遣学生2名にインターンシップの機会をいただいたことに感謝するとともに今後もご協力くださるようお願いしました。なお、二人は、現地の日本語補習校で子供たちの学習サポートをしましたが、そのことに対して領事より感謝の言葉をいただきました。
日本センターでは向井一良所長が、センターの活動、「ウラジオストク経済特区」の仕組み、日本文化関連のイベント等についてレクチャーしてくださり、本学学生のインターンシップの可能性についてもいろいろ検討してくださいました。
極東連邦大学はルースキー島にあって街中から離れているため、インターンシップで町の中心まで行くのはちょっと大変ですが、今回の訪問でインターンシップの可能性はさらに広がりました。