2018年5月8日(火)
本学のロシア語専攻学生6名と、本学の交換留学制度で受け入れているロシアからの学生6名がタンデム学習で交流しました。2ヵ月後に行われる日露ビジネスサマースクール時のメインイベントの1つである「日露タンデム学習」の準備としても位置づけました。
今回のタンデム学習では、日露の学生によるペアをつくり、パートナーの母語で学習動機や趣味などをテーマにインタビュー、その内容をパートナーの母語で作文し、四人一組のグループになって発表を行いました。そうすることで、自分とはペアにならなかった、何も知らない学生でも発表内容が理解できるか、情報が正しく伝わっているか等を確認することができました。発表後は使用言語を切り替えて、同様にインタビュー、作文、そして発表を行いました。
終了後、参加者からは「相手が先生ではないので、遠慮することなく質問できた」といった意見も聞かれたことから、自主的な学習が成立したことがわかります。タンデム学習は講師による一方的な講義でないため、学習者はパートナーに対し遠慮や心理的な壁を感じることなく主体的に学習できる効果的なメソッドであることを確認しました。
今年の秋学期から、定期的にタンデム学習の集いを催していく予定です。